2013年6月16日日曜日

パワプロ2012 球団別攻略法(セリーグ編)

巨人除くセリーグの5球団に言えることなんですが、
向こう5年はヨーロッパとコリア以外の海外留学に行けないと考えていい。
ズルしない限り巨人軍の牙城を崩すことは不可能。


・読売ジャイアンツ

昔みたいに将来性ランキングもあったらそれも一位だと思う

ごめんなさい。ここでプレイしたことないです。
ペナントってなんだかんだ言っても強くなる過程を楽しむのが重要ですし、
既に用意された強大な戦力を維持するのってなんか圧迫感を感じるんですよね・・・

というわけで初期戦力と他球団から見た目線での解説になるんですが、
・投手は二軍が微妙で層が薄いので、若手の獲得を軽視しないように
・外野は松本より亀井を使おう
・大田はゲーム終了の20年後まで活躍するので積極的に海外留学に行かせよう
こんなとこですかね。まあ攻略なんていらんだろってのが本音ですけど


・中日ドラゴンズ

まだブランコもソトもネルソンもいます

・投手
巨人ほどとは言わないがやはり優秀。絶対的エース吉見とルーキー田島をはじめ、若さと実力のどちらかがある選手が豊富。OPムービーやペナントのタイトル画面でデカデカと登場する浅尾が急激劣化して二軍にいるが、武藤よりは遥かに使えるので一軍に置こう。

超弱体化してもまだこの能力
・野手
どうすりゃいいんだ・・・
スタメンで初年度から衰えが始まらないのは大島、平田、堂上剛のみ。それも堂上はともかく平田は積極的に使う気はならない。というかベテラン連中もたとえ劣化しなくても弱い。
さらに控えと二軍は英智が守備固めで一年だけ使えるだけで、他は誰一人として戦力にならないし将来性もない。鳴り物入りルーキー高橋周平もドラフト3位で仕方なく取るような高卒野手より遥かに弱い。
実際にペナント回すとチーム打率2割2分前後、二桁本塁打はブランコのみとかそんな状態になってしまう。

ペナント最強選手と言っても過言ではない
・将来
なにはともあれ野手。野手を取ろう。ポジションは強いて言うなら外野以外。2年目3年目になると自由契約選手の方がマシなのが出てくるのでそちらも期待しよう。
育成の上で注意したいのが谷繁キャッチャー◎指導。この特殊能力の取得にはキャッチャー○を所持していなければならないが、谷繁は3年目以降はもういるかわからないし、守備走塁コーチにしても指導できるのはキャッチャー○になってしまう。
ベストな条件は
1.ドラフトで優秀な捕手が出てくる
2.それを引き当てる(序盤の優良捕手は大抵3,4球団競合する)
3.翌年の契約更改で谷繁が引退しない
の3つが全て揃った時のみ。当然運の要素が強いので、保険として福田に◎を取得させるのを第一に考えよう。福田も悪い捕手ではないし。

・東京ヤクルトスワローズ

どんなケガをしても最長で全治4週間

・投手
投手力は12球団最低レベル(記録室で見れるパラメータでは、西武と同立11位)。半分が「使いたくないけど一軍登録を埋めるには使うしか無い投手」とは言い過ぎだが、力不足の裏ローテと中継ぎエース不在はしばらくの問題となる。しかし悪いことばかりではない。パワプロにはヤ戦病院が存在しないのだ。七条とか松井光とか使っても何一ついいことない選手の代わりに由規と松岡を思う存分投げさせよう。多分由規がまともに使えるパワプロはこれが最後だろうし。

シーズン棒に振った選手をケガしにくさ2で表すのはなんか違う気がする

・野手
ミレバレ頼みのヤクルト打線?そんなことはない。田中に川端に畠山に松井淳と、そこそこ若くて優秀な日本人野手も多い。現実では外野の残り一枠を誰にするか度々議論されるが、松井一択だろう。というか46試合しか出てないのにこの能力は優遇されすぎ。上田も一応候補には上がるが、当分はDH起用と守備代走要員か。
そして注意したいのが、ヤクルトはパワプロ2012の適当すぎる守備適正のあおりを一番受けているチームであること。デフォルトのスタメン設定は基本的に実際のシーズンで多く組まれたものを採用しているが、その結果全体的な守備力の高いミレッジがレフト、並レベルで送球2エラー持ちの松井がセンターとなっている。もちろんミレッジはレフトだからこそこの能力なのだが、残念ながらパワプロの外野適正は一纏め。ミレッジをセンター、松井レフトでなんら問題はない。
また、川端と宮本の守備適正もよく確認してほしい。ふたりともメインポジションよりサブポジションの方が適正が高いのだ。宮本に至ってはメインの三塁が65に対してサブの遊撃が82。宮本も色々な理由があってコンバートしたのだろうけど、ゲーム的には黙って遊撃手宮本、三塁手川端が最適だ。

規定以下のボールでパワー92

・将来
野手はそれほど問題ないので投手を優先的に補強しよう。村中赤川は後にダブルエースとなるが、それ以外が心配だ。また林昌勇はもう終わった投手ではあるが、付けるだけで強くなった気になれる奪三振を指導できる。下手に使うと引退してしまう気がするので、二軍で奪三振を教える機械と化してもらおう。

野手は宮本の代わり、つまり遊撃手の後継者がすぐに必要だが、めぼしいのが出てくるまでは山田で代用可能だ。中村は早熟だが安定型なのですぐには劣化しない優秀な捕手だが、残念ながら例に習ってドラフトで獲得した捕手の方がはるかに強い。
ミレッジ、バレンティンの二人はまだ若く、衰えの早い外国人選手ながら5年は能力を維持できる。この5年でラスボス巨人を倒せる戦力を持てるかどうかが勝負のカギとなる。(まあ向こうが勝手に弱体化してくれるのを待つだけなんだけど。)

・広島東洋カープ

定位置脱出

・投手
マエケン!野村!バリントン!大竹!広島の先発四本柱だ!じゃあ次は?
無いです。
ついでに言うと中継ぎも今村しかいません。しかしこれ以上を求めるのは贅沢な話。これだけ安定した先発四人と正真正銘の中継ぎエースを揃えたチームが他にいくつあるだろうか。
それにミコライオもまだ若いし、篠田や梅津も使えないこともない。とりあえず先発ローテは5人にして5人目は今井、調子を見て篠田。中継ぎは今村を中継ぎエース固定で後は様子を見よう。成績がいいやつから起用を接戦時にして、ダメな奴は二軍かビハインドでも。どうせ誰使っても同じだ。

FAする頃にはもう成長報告から目を背けたくなる
・野手
大抵のチームはスタメン以外の選手の打力が目も当てられない状態だが、広島はスタメンから二軍に至るまでそこそこ打てる選手が揃う。それを層が厚いと見るかは人による。しかしとりあえず初期設定のスタメンが安定だろう。強いて言うなら廣瀬より赤松を使ってセンターにしたほうがいいくらいか。あと倉澤は実在選手にしてはそこそこ優秀な捕手であり、開始時で成長期に入っているので、使う価値は十分にある。

コリアに行けばDBBBB

・将来
全体的に穴があるんだかないんだかフワフワした感じの広島。不満のある選手だらけだがこれといって補強が急務のポジションもない。ドラフトではとりあえず強いやつを取ってれば問題ないだろう。
しかし育成に関しては大いに手を加える余地がある。今村は抑え適正を上げておきたいし、前田健は28歳くらいで衰えだすのでFAでうまく売り抜きたい。野手は菊池を思い切って二塁手コンバートするのか、それとも梵が衰えるまでメインを遊撃手のままで二塁を守るのか早めに決めておきたい。守備適正が上がるのはあくまでメインポジションのみ(だったと思う)なので、中途半端なとこでコンバートするのが一番よくない。
そして忘れてはいけないのが丸。2年目の海外留学でコリアに生かせるのは当然として、場合によっては一年目にもヨーロッパ行きも考えられる。


・阪神タイガース

高年齢高年俸

・投手
盤石な先発ローテ、やたら特殊能力に恵まれた中継ぎ、衰えは見せるもまだ健在の守護神。そして高い年齢層。デフォルトの一軍登録投手12人中9人が30代、うち7人が初年度から衰えはじめる。能力だけ見ればトップレベルの投手陣なのだが、積極的にメスを入れていく必要がある。打線の次に。

いくらなんでも似てなさすぎる
・野手
打撃力は堂々の12球団中最下位。ついでに言うと走塁も11位だ。打てない、走れない、若くないの三重苦なのでいっそのこと一年目は育てる野球に徹しょう。捕手今成ライト柴田、対右に一塁手森田は当然として、徹底的にやるならショート坂レフト俊輔。ただしやりすぎると勝てなくなってお金が無くなるし、育てるよりドラフトで取った方が強いのでほどほどに。あとDHが金本になっているので、ブラゼルで。

金本が最後に出るパワプロと思ったらパワプロ自体が最後だったかもしれない

・将来性
将来性なんて無いようにも見えるが、一応久保と能見はしばらく持つし、岩田と新井良は晩成。上本、大和、今成、森田と地味に期待の持てる若手も多い(まあこいつらもいい年なんだけど)。
注意したいのが契約更改。さすが年俸総額が12球団トップの阪神なだけあって、場合によっては金額マイナスで更改をそのまま終了できなかったりする。4億城島と2億金本を切っても手元には3億しか残らないので、確実にヨーロッパに行くためにはマートンと平野もクビにするしかない。ヘタすると藤川FA→どこも取らず戻ってきて強制四億支払いの可能性もあるので注意が必要だ。(何故かは知らないがペナントの国内FA取得は9年なので、平野はまだFA取得しない。)

ちなみに金本を打撃コーチにすると、セオリーを無視して育成力A分析力Bパワーヒッターチャンスの名コーチになる。正直どっちも成績でついたり消えたりする能力なんで、実際に持ってるプルヒッターと代打○を教えてほしいところだが。


・横浜DeNAベイスターズ

今更だがこのグラフは全くあてにならない(二軍や選手数でも増減する)
・投手
中継ぎは篠原を林に変えれば全員コントロールC以上(山口は59のDだけど見逃して)であり、年齢も高くはなく粒が揃う。問題は先発だ。三浦はすぐ衰えるし藤井と田中はローテに入りできる能力じゃない。本ブログのプレイ日記でも行ったが、加賀を先発転向させるのが無難だろう。ちなみに大原はなぜか早熟設定で、すごい勢いで衰えていくので注意。

頑張れば400セーブ狙える
・野手
とりあえず遊撃手は渡辺直固定。初期設定ではなぜか対左の一塁手が対左4持ちの中村ではなく後藤になっているので注意。
扱いに困るのが石川と内村の二人だ。一見すると内村は両打ちだし、ミートが石川より10低い以外は全てにおいて優れている。しかしミート10の差は本作においてあまりに大きすぎる。成績もそうだし上位打線にミートE以下の選手ってなんか置きたくないじゃん?というわけで個人的には石川を正二塁手にするのをオススメする。もしくは内村を遊撃手として起用するか。

同期入団同い年の渡辺との差はなんなのか

・将来性
パッと見るとそんなに悪くない気もする横浜。しかし実際にペナントを回すと最下位になってしまうから、先発というのはそれほどに重要なのだろう。(やたら上位になりやすいヤクルトよりマシな気がするが。)
しかし弱点がわかれば補強も容易い。とにかく先発。捕手の次に先発ピッチャーを取ろう。国吉、加賀美、筒香、荒波と将来性のある選手は多いので(特に荒波は放っておいても首位打者になるわ40代過ぎても活躍するわ)、そこまで悲観的になるほどでもない。もちろん弱いことは弱いが。